しているうちに夕方になっていた。天神祭もいよいよ本番ということで外から時々お囃子が聞こえてくる。事務所に向かうべくのろのろと出かけた。
天六から天三まで自転車を押していったが、各商店会でそれぞれに御輿を出して商店街を練り回っていた。ああいうのは普段どこに仕舞われているのか。天六、天五、天四北、天三と神輿が出ていた一方で、天四南の商店会ではここしばらくずっと練習していた踊りを披露していた。というか、お囃子は練習の成果が出ているようだったが、踊りの方はもうテンションだけで飛び跳ねているという感じもした。
遅くから仕事を始めてさっさと終えるはずもなく、粛々と事務所に籠もっていた。後からロバ君も来てサーバをいじっていたが、「『冬ソナ』を見るから」と先にそそくさと帰って行った。適当に切り上げて事務所を出るとすっかり夜更けだったので、都島橋の近くにあるラーメン屋にはじめて入ってみたが、これがあまりうまくない。後から考えてみると、起きた時間から計算すると夕食にはまだちと早い。損をした気分で帰宅してさっさと寝たが、当然寝るにもまだ早く、あまり眠くないと思っていたらすぐ寝てしまったようだ。